ブログ開設手順①:ブログ作成環境の選択編

レンタルサーバーとブログサービスの違いイメージ図 ブログ運営

本記事では私が実施したブログ開設手順①と題して、ブログをどこで作成するか選択するまでの判断ポイントを紹介します。
これから連載するブログ開設手順では、私自身も迷った点を中心に記載し、初心者の方でもブログを開設できるようまとめました。目次から自分も共感できる悩みポイントに飛んで参考にしていただければと思います。

ブログサービス(無料)を使うか、それともWordPress(有料)でブログを作るか?

まずブログを始めるにあたって迷ったことは、「はてなブログ」や「アメーバブログ」といった無料のブログサービスを使うか、それともWordPressでブログを作るかです。
結論から言うと、私は両者を比較している際に鬼滅の刃に登場する 冨岡義勇の名セリフ「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」が頭に過り、私はWordPressでブログを作ることにしました。
読者さんは「ブログにおける生殺与奪の権とはなんだ?」と思いますよね?
それは、書いた記事の存続を自分で管理できるかということです。
下図はイメージですが、直接記事を管理できるのはWordPressだということがわかりますね。

レンタルサーバーとブログサービスの違いイメージ図
ブログサービス・WordPress(レンタルサーバー時)を使って記事を管理するイメージ図

詳細な両者の違いを説明します。
ブログサービスを利用した場合、書いた記事が存続するかは、ブログサービスの運営会社の経営状態や定められた方針・規約に委ねられます。
そのため、運営会社の方針が変わった際や経営状態が悪化しサービス終了することになった場合、自分が一生懸命書いた記事が削除されてしまいます。

削除される前にどこか別のサービスに移行すればいいかと思うかもしれません。
しかし、各運営会社は競合関係にあるため、記事を書いてくれるユーザを他者に渡すことを意味する移行をサポートしてくれることないと思われます。
いざ、移行が必要になった際、ブログ開始初期の数記事なら自分で何とか移行できるかもしれません。
しかし、記事が増えていき数十、数百となると、とても人手では移行できません。

また、ブログサービスによって使用できる広告も異なるため、広告で稼いで生活しようとしている人の場合、実際の生殺与奪の権を渡していることになりかねません。
このようにブログサービスを利用する場合、記事の追加・削除といった基礎となる管理権を他者に委ねることになります。

一方、WordPressでブログを作った場合は、作成した記事を自分で管理できます。自分でサーバーを立てて運営する場合はもちろんのこと、レンタルサーバーでブログ運営する場合でも同様です。
レンタルサーバーの運営会社は、競合他社からシェアを獲得したいため、WordPressの移行サービスも充実しています。
そのため、レンタルサーバー運営会社の方針変更や経営悪化時には移行を行うことができます。
デザインに凝りたい方の場合、ブログサービスのほうが使えるテーマなどが少ないことも生命線に関わってくるかもしれません。

以上のように、私は「自分の記事を自分で管理できるか」といった観点から「WordPress」を選択しました。
無料のブログサービスを使用した方が、ブログを書くことだけに注力したり、最初の一歩を踏み出しやすいため、ブログサービスもブログを始める選択肢としては悪くありません。
ブログサービスを選択する場合は、これ以降の記事は読まず、はてなブログアメブロにアクセスして、アカウントを作りましょう。応援しています!

自前のサーバーか、それともレンタルサーバーか?

私は迷うことなく「レンタルサーバー」を選択しました。
なぜなら、ブログ作りがメインのため、自分でサーバーを管理することにコストを払いたくなかったためです(労力的にも、金銭的にも)。
技術的な詳細は、気が向いたら別記事で書こうと思います。

少しだけ触れると、データの冗長性を確保できるハードディスクの購入や固定IPや高速な通信回線の契約、高性能なサーバーを維持がする電気代など、自前のサーバーは初期コスト・維持コストが高いです。
また、セキュリティパッチの更新など人手が必要となり、保守コストもかかります。困ったときのサポーターもいません。

一方のレンタルサーバーは数百円/月~2,3千円/月でちゃんとした環境が手に入り、サポート窓口もついている場合が多いです。

どのレンタルサーバーがいいの?

私は「LOLIPOP!」にしました。ここではその判断基準を紹介します。

私は初めて買うもの/契約するものは、まずそのシェアから調べます。
調べた結果上位3つはエックスサーバー(14.71%)、LOLIPOP!(14.16%)、さくらインターネット(13.53%)でした(記事執筆時)。
参考:https://ja.hostadvice.com/marketshare/jp/

私は早くブログを開設したかったので、上位2つだけを比較しました。
比較した結果を下記表にまとめました。

エックスサーバー
スタンダートプラン
比較項目LOLIPOP!
ベーシックプラン(旧ハイスピードプラン)
WebサーバーSW:nginx
WordPress設置:契約と同時可
FTPアカウント:無制限
その他:似たり寄ったり
サービス品質WebサーバーSW:LiteSpeed
WordPress設置:契約と同時可
FTPアカウント:1
その他:似たり寄ったり
サーバー:1210円/月
ドメイン:無料
コスト(1年契約)サーバー:990円/月
ドメイン:無料
数分後~数時間いつから使えるか60秒後
Losefunapshot的判定Win!
QCDの比較

それぞれの項目の説明をします。

サービス品質:LOLIPOP!の今後の更なる高速化に期待して一票!他はトントン

サービス品質で重要視したのは、処理速度とWordPressの設置が簡単かです。

処理速度を評価する際は数値が記載されていると良いのですが、同じ水準で比較できる具体的な値は記載されていなかったため、採用しているWebサーバーSWの違いによる定性的な評価を行いました。
上記2社で採用されているWebサーバーSWは3つあり、Apache, nginx, Litespeedです。Apacheが一番歴史があるSWです。
一般的に後発であるnginx, Litespeedが高負荷に強く処理速度が高いと言われています。
nginxとLitespeedを比較するとLitespeedはHTTP/3に対応しています。
実際、HTTP/3に対応しているサイトの過半数がLitespeedを採用しているそうです。
HTTP/3とはHyper Text Transfer Protocolという通信規格ののバージョン3のことです。
めちゃめちゃざっくり言うと、マルチメディア(画像、動画など)を扱うデータ量が多い通信でHTTP/2より速度面で有利になる規格です。
そのため、動画サイトはもちろん、画像の多いサイト(ECサイトやHowTo系のブログ)ではLitespeedが有利だと思います。
ただLOLIPOP!の公式サイトには規格が記載されていません。
HTTP/3と期待して契約しましたが、2023/05/01時点ではHTTP/2でした。
将来的にHTTP/3対応することを期待しています。

LOLIPOPサーバー使われているプロトコル
Chromeのデベロッパーツールで確認した通信規格

WordPressの設置については、設置手順を学ぶのが面倒だったため、契約と同時に設置できることを確認しました。どちらも契約と同時にWordPressの設置可能だったため、この点はイーブンでした。

FTPアカウントの数については、私自身は関係ないですが、仲間内でブログを運営する際はあった方がいいなと思いメモしました。
FTPアカウントが一つということは、メンバ内でアカウントを使いまわすことになり、思わぬ事故や裏切りが発生した際に大切なデータが消えてしまう可能性があります。
複数アカウントを設定できれば、各アカウントに適切な権限を付与することで悲しい事態が防げますね。

その他機能に関しては、似たり寄ったりで初心者には誤差かと思います。
強いて言えば、初心者の味方であるサポートはエックスサーバーの方が充実しているらしいです。

コスト:安定した安さでLOLIPOP!に軍配!

LOLIPOP!のベーシックプランが「550円/月~」、エックスサーバーのスタンダードプランが「990円/月~」でLOLIPOP!が安かったです。(私が契約した時は、ハイスピードプランという名称でした)

エックスサーバーは期間限定でキャッシュバックキャンペーンをやっているようで、執筆時は「実質643円/月~」とでした。
1年間分のキャッシュバックのため、2年目から通常料金分の負担です。
私は、1年間はお試しで、その後もサーバー移行することなく継続することを考えていたため、キャッシュバックキャンペーンには惑わされず、LOLIPOP!を選択しました。

また、両者とも新規なら12か月以上の契約で独自ドメインが無料だったのでイーブンです。
無料でない場合は、ドメイン取得サービスで取得に数千円、更新に数千円/年かかります。
私は無料枠を使用したため、ドメイン取得サービスの選び方については省略させていただきました。

いつから使えるか:「やりたいことが、すぐできる。」に偽りなし。LOLIPOP!で良かった

LOLIPOP!の公式サイトで、「ロリポップの特徴」というページを参照すると最初に目が留まる言葉が、「やりたいことが、すぐできる。」、「60秒でWordPressをはじめよう」です。
実際契約をした後、メールボックスを開くとすぐアカウントセットアップ完了のメールが来ました。
ここから少しかかるかなと思い、お茶を汲みに行ったら、席に座る時には設置完了してました。

WordPressインストールまでにかかった時間
WordPressの設置が本当に早い!

実際には、契約の内容確認や独自ドメインの名前決めに1時間以上かけましたが、決めた後はあっという間でした。

一方のエックスサーバー公式サイトでは「たった10分」と紹介しています。
こちらは契約フォームの入力時間です。
契約後数分~1時間程度でアカウント設定されるようです。
そのため、いつから使えるかに関しては、どちらでも良さそうです。
私自身はLOLIPOP!を選んで実際に早かったので、満足しました。

脱線:クラウドを使ったブログ作成は?

組込みSWを開発する私の部署でもクラウド開発人材を求めている流れがあるため、どうせだったらAzureやAWSをサーバーにブログ作成できないかなと思い、私はクラウドでブログ作成できないかも調べてみました。私は以下の理由から諦めました。

  • GW中に作成したい私には学習コストが高く間に合わなそうだった
  • 無料でできる枠だと独自ドメインで作れない
  • 単純に高い(1.5倍以上、かつ、支払いがドルのため為替リスクあり)

今回調べるまで無料枠の存在を知りませんでした。
時間を作ってクラウド自体の勉強はしたいな~とは思いました。

まとめ

以上のように、自分で記事を管理できるWordPressで記事を作成でき、その他機能が必要十分、かつ、維持コストの安いLOLIPOP!でサーバーをレンタルしてブログを開設することに決めました。
契約から開設までの手順は次の記事をご参照ください。

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