Webフレームワークの人気度比較

Webフレームワークの人気度比較 Webアプリ開発

ウェブ開発の世界は常に進化し続けており、新しいテクノロジーやツールが次々と登場しています。特にWebフレームワークは、開発者たちが効率的かつ柔軟にウェブアプリケーションを構築するための重要な要素です。しかし、数多くのフレームワークが存在するため、どれを選ぶべきか僕自身迷いました。
本記事では、GoogleやGitHub等での需要の変化や求人情報に基づいて、Webフレームワークの人気度を比較してみました。
これからどのWebフレームワークを学ぼうかを考えているエンジニアの参考になるかと思います。

今回の比較対象:有名なフレームワーク3選

初めに人気度を比較するWebフレームワークを簡単に紹介します。
僕自身がWebフレームワークについて調べている中で、学習サイトが揃っている印象を持ったものを3つ選びました。有名になっているだけあって、機能的な優劣は調べている中ではあまりありませんでした。そのため、主観的な感想多めで紹介します。

Django

django

DjangoはPythonで開発する人気の高いWebフレームワークです。強みは何といってもPythonを使って開発できることだと僕は思いました。
Pythonで開発できるということは豊富なライブラリを使える、そして、開発者人口も多いということです。

近年脚光を浴びているAI, 機械学習, データ分析といったデータサイエンス分野のライブラリが豊富にあり、それを簡単に使えることがメリットでしょう。
また、Python自体業務効率化のスクリプトを書くことにも優れているため、Webアプリ開発がメインでない職場でも使える人がいて、属人化しにくいと思います。

また、学習サイトとして、paizaやPyQがありました。

Ruby on Rails

Rails

Ruby on Railsは、名前にRubyが入っている通り、Rubyを使用して開発するWebフレームワークです。さらにRailsという名の通り、このフレームワークが設ける「レール」に載っていくだけで、本格的なアプリケーションが自然とできる仕組みが用意されているそうです。
Rubyを日本人が開発したということもあり、国内では人気なようです。

コード自動生成に関しては一番といった印象を持っています。半面、保守のしづらさに触れた記事もよく見かけました。

また、学習サイトとして、paizaやprogate, ドットインストールがありました。

Laravel

Laravel

Laravelは、PHPを使用して開発するWebフレームワークです。
PHPは元々Webページを作るために開発された言語です。Web開発用と言っても、C++を使っている職場なら、表現の仕方が割と似ているので初見でも読みやすく、PHP自体も抵抗なく習得できるかと思います。
Django, Railsと比べると程よく手書き、程よく自動生成といった印象を持っています。

また、学習サイトとして、paizaやドットインストールがありました。

人気度の比較

Googleトレンドでの比較

最初にGoogleトレンドを使って、検索需要の推移を見てみました。

日本

日本国内で2000年代から2020年ごろまではRailsがトップでした。2015年頃からLaravelが勢いを増し、2020年ごろからLaravelがトップになったようです。また、Pythonの人気に後押しされてかDjangoも追い上げているようです。

おそらくWebの黎明期にPHPで作られたサイトを同じ言語のLaravelに移植やPHPで作られたWordpress人気もありPHP繋がりでLaravelがDjangoより浸透しやすかったのかと思います。

世界

世界で比較すると、日本同様に2000年代はRubyの一強でした。
2012-2013年にDjangoが爆上げしていますが、Djang Unchainedという映画が公開され、その検索が急上昇している影響を受けたようです。
その後、2017年ごろから、Rails, LaravelとDjangoが競り合う三つ巴の時代がきたようです。2023年時点では若干の差でLaravelが一番人気です。

Stack Overflow Trendsでの比較

SWエンジニアであれば、誰しもお世話になっているだろうStack Overflowでの質問のシェアをまとめているStack Overflow Trendsでも比較してみました。
Googleトレンドでは、比較したいフレームワークを意味以外で使われている検索もカウントされるため、フレームワークの隆盛という意味では、Stack Overflow Trendのほうが実態に近いかもしれません。

Django vs Rails vs LaravelのStack Overflow Trend

2023年時点で上から順にDjango, Laravel, Railsでした。コード自動生成の量の差からくるのかもしれませんね。
また、2020年からの3年間はどれも下降傾向にありますね。既に解決済みが多くなり、よくある質問が収束してきたと予想します。もしくは、新たなフレームワークが台頭してきているのかもしれません。中でもRailsの下降は目立っているため、人気は下火なのかもしれません。

GitHub Star Historyでの比較

GitHubでのStar数を比較してくれるサイト(star-history.com)で検索すると、2023年時点で上から順にLaravel、Django、Railsでした。

Djang vs Rails vs LaravelのGitHub Star History

その時々の人気度を示すGoogleトレンドに対して、GitHub Star Historyは過去から現在まで積み重なる人気を示すと考えられます。そのため、Googleトレンドを積分した人気度と予測してました。割とその予測通り推移しています。しかし、Djangoの伸びが良く、一方のLaravelがサチって来ているため、あと数年で順位が逆転するかもしれません。

求人での比較

学びをモチベートするには、ただの流行りだけでなく、実際に市場で求められているかも気になりますよね。求人サイトで各フレームワークのスキルを持った人がどれだけ、いくらで求められているかを調査してみました。

件数での比較

各求人サイトによって多少差があります。全体的にはLaravelが頭1つ抜けていて、国内では2番手がRails、3番手がDjango、海外においては2、3番が入れ替わっているといった印象を持ちました。

求人サイトDjangRuby on RailsLaravel運営
リクナビ NEXT103300363国内
ランサーズ96922921750国内
Crowd Works130311617国内
upwork668414974海外
freelancer396124海外

最高報酬での比較

最高報酬においては、どのフレームワークも同程度のように思います。
求人数と合わせて考えると、Laravelができるエンジニアは安定して稼げるような印象を持ちました。

求人サイトDjangRuby on RailsLaravel単位
リクナビ NEXT1300万円2000万円1600万円年収
ランサーズ500万円以上500万円以上500万円以上プロジェクト
Crowd Works100万円100万円550万円プロジェクト
upwork
freelancer2313ドル2449ドル2334ドルプロジェクト

まとめ・感想

本来、Webフレームワークを選ぶ際は、プロジェクトの要件に合致しているかや開発者、職場の経験や技術スタックとの相性などを考慮する必要があります。
今回は、そのような条件が比較的緩く自分のスキルアップを目的に選べる方に向けて、今後も使え、活かす求人もあるかという人気度に重点を置いて比較しました。いかがだったでしょうか。

僕個人としては、言語の習熟度ではDjangoが良かったのですが、職場の経験値と最近読んだソフトウェア設計の本からPHPにも興味を持ち、Laravelを選びました。

Laravelを使ったWebアプリの開発環境の構築方法や開発手順を学んで記事にしていきたいと思います。

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